
初めてのタスマニアに興奮しながら、クレイドルマウンテンを目指しました。相原さんは「タスマニアは第二の故郷」と言うくらい様々なことに精通していて、ロードマップなど全く見ずに車をどんどん走らせます。日本の風景とは異なり、丘陵が続いたかと思ったら岩山が出現したりします。峠を越えて見えてきた岩山がものすごく急峻で、まさにそびえ立つ感じです。日本の山々の形がやさしく温厚に見えてくるくらいです。「もしや、これがあの世界遺産のクレイドルマウンテンなのでは?」と質問したところ、「こんなものじゃないく、もっとすごい岩山です!」との答えに「これ以上すごい!?」を想像もできませんでした。
タスマニアは年間約270日は雨の日だと言います。だから、今日のような天気がとても良いのは希とのこと。きれいな夕日が撮影できるかもしれないということで、ホテルに荷物を預けてさっそく撮影に出かけました。ここからが世界遺産エリアというゲートを通過し、道路のすぐそばにいる野生動物の出現に感動しつつ、車を進めてついにクレイドルマウンテンに到着しました。確かにこの山はすごいの一言。湖の奥のクレイドルマウンテンは、荘厳な雰囲気を漂わせてそびえ立っていたのです。風がまったくない静寂の中に佇む岩山、鏡のような湖の水面、そしてピュアな空気、まさに神々しいとも言えるその風格に自然の大きさと畏怖の念さえ感じさせられました。
編集部日記 | 2008年10月30日