
クレイドルマウンテンの次に目指したのはロスです。ロスに入る前にはロンセストンにあるジェームズボーグビール工場周辺を撮影することに(このときに撮影した相原さんの作品は、「カメラ・ライフ」Vol.2のP57に掲載になっています)。工場周辺の建物はレンガ造りが多く、その歴史を物語っています。またレンガにペインティングしている建物もあり、町の雰囲気を明るくしています。日本なら間違いなく景観条例などに抵触するのかも? しかし、このカラフルなカラーの文化こそが、オージーのフレンドリーさに繋がっているのではと感じました。ちなみにオーストラリアには数社のビールメーカーがあるとのこと。相原さんは、このジェームズボーグビールが好みとのことです。日頃あまり飲まない私も、この味にはハマリそうでした。ロスに到着したのは夕方です。とても雰囲気の良い小さな町で、散策しながら高台にある教会を撮影することに。相原さんは、日が沈んだ後のまさにブルーモーメントの時間帯にシャッターを切りまくっていました。教会に当たっている光は夕日ではなく人工照明です。赤味がある光で暗闇に浮かび上がっていました。この日に宿泊したロスベーカリーは、朝食に焼きたてのパンが出てくることで有名で、隣にはパンのショップがあり、早朝からパンを買いに来る客が絶えません。このロスベーカリーは、宮崎駿監督のアニメ「魔女の宅急便」で、主人公のキキが住んでいたパン屋のモデルになっているとのこと。実際に屋根裏部屋(宿泊もできる)も見学させてもらいました。このアニメファンにはお勧めです。女性客が多いらしく、部屋の飾りはとても可愛らしいものでした。
編集部日記 | 2008年12月26日