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コレオグラファー
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杉谷一隆・NAO・菊口真由美が立ち上げたコレオグラファー3人による今までに無い振付ユニット。現在、TV・CF・PV・映画・舞台・テーマパーク・イベントなど多岐のジャンルに渡り様々な振付を行っている。「振付師が3人もいて意見がまとまらないのでは?」というご意見には、「3倍のプレゼン能力があります」と言ってのける。そんな彼らの売り言葉、「動くものなら何でも振付けます!! 」に買い言葉増殖中!“ダンスを推進する演劇集団 air:man”としても活動中。
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「振付稼業 air:man」は、コレオグラファー3人による振付ユニットというユニークなスタイルで、現在、CMやミュージックビデオ、テレビ番組などで幅広く活躍中だ。このユニットの活動について、代表の杉谷一隆氏に話を聞いた。
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「振付稼業 air:man」は、1996年に旗揚げした「演劇集団 air:man」を主宰する杉谷一隆氏が、コレオグラファーのNAO氏、菊口真由美氏とともに新たに立ち上げた。
「演劇集団としてair:manを始めた時は、芝居とダンスをしていたんですが、次第にダンスを主流とするライブをやるようになっていったんです。その中で、いろいろなコレオグラファーの方とも知り合いになって、それがきっかけで、気がついたらCMの仕事などをするようになっていました」。
もともと振付もしていたダンサーのNAO氏と菊口氏が、「演劇集団 air:man」のパフォーマンスに参加するようになり、それがきっかけでユニットで振付の仕事をしてみようということになった。
「まず、3人で考えればアイデアが3倍になる。出し合ったアイデアを評価し、絞り込むことも客観的にできます。お互いの振付を見つつ、一つの方向性を探り出してゆくことにも役立っています。また3人の役割分担が明確であればあるほど、仕事も速く進みます」。
ユニットで始めた当初は、どうして3人必要なのかと、なかなか理解されなかったが、最近は3人いる意味がわかってもらえるようになってきたという。
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振付といっても、仕事の内容で、求められるものはまったく違う。CMで求められるのは、なんといってもインパクトだ。
「振付といっても、15秒CMの中だとほんの数秒の勝負。大変ですが、緊張感があって、面白い仕事です。商品を売るという目的から外れてしまわないことにも注意しています」。
振付を考えるのはダンスのプロだが、実際に踊るのは本職とは限らない。むしろそうでないことの方が多いだろう。
「ディレクターの求めている動きと、実際に踊る人の力量とか気持ちのバランスをとるのは、とても難しいところ。特にタレントさんの場合、教えるのは、ほとんど撮影当日です。
CMの時には、いろいろなケースを想定して、隠しアイデアをたくさん用意していきます。現場で、ちょっとうまくいかないな、これは違うな、
という時には、すぐに修正できなくてはいけませんから」。
撮影現場での振付の仕事は、ダンスを教えることだけではない。楽しく踊ってもらって、スムーズに撮影ができる空間作り、コミュニケーションが大切だと杉谷氏は語る。
「本来ダンスは、言葉にはならないもの。でも、“楽しいから一緒に踊ろう”という関係になるには、言葉が必要なんです。ですから自分の振付を言葉でも伝えられなければいけないと考えています」。
CM演出の飯島章博氏は、TVで「振付稼業 air:man」を見て、言葉を理解できる「CM振付師」だと思ったという。「実際に仕事をしてみて、多くのサンプルダンスを提示して演出意図を探り出す方法、言葉の伝えるための踊り、多くのダンサーに素速く・楽しく伝える技術、すべてに満足しました」。
「おかあさんといっしょ」や「ポンキッキーズ」など、子ども番組の仕事も多い。動きそのものがダンサブルで、反応が正直な子どもとの仕事は楽しい。最近では、子どものためのワークショップもやっている。
「コレオグラファーというとアーティストとして見られがちですが、仕事の現場ではスタッフの一員として、クリエイティブの部分に関わっていきたいと考えています」。
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(コマーシャル・フォト 2006年04月号掲載)
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