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コマーシャル・フォト エプソン MAXART K3 VMラインナップ

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広色域印刷の大きな課題は色校正

デジタルカメラやインクジェットプリンタ、あるいはハイビジョンテレビなどの普及に伴って、日常的に色域の広い画像や映像を目にするようになっている。こういったRGBの色に慣れてしまうと従来の印刷の色では物足りなく感じてしまうことから、印刷業界ではいま広色域印刷への取り組みが活発になっている。

東洋インキ製造(株)(以下、東洋インキ)の「Kaleido」は、CMYKの4色で広色域を実現する画期的なプロセスインキだ。広色域印刷の技術としては、ほかにも6色・7色のインキを使ったマルチカラー印刷があるが、Kaleidoはインキの色材そのものを見直すことで色域を拡大し、既存の4色印刷機で、6色・7色印刷に近い色再現を可能としている。

しかし、広色域印刷の大きな課題は「色校正」である。6色・7色に簡単に対応できる校正機は事実上存在しないし、これまでのハイエンドDDCPや大判インクジェットプリンタも広色域印刷には対応していないので、どうしても本機校正に頼らざるを得ないのだ。そんな中、注目を集めているのが、エプソンのMAXART K3(VM)シリーズである。ビビッドマゼンタインクテクノロジーにより実現した広大な色域は、広色域印刷の色校正に最適なソリューションと言える。

広演色インキ Kaleido


外側:Kaleidoプロファイルの色域
内側:Photoshop一般CMYKプロファイル

Kaleidoを開発・販売している東洋インキにおいても、MAXART K3(VM)シリーズはおおいに活躍しているという。同社のカラーマネジメントセンターの小泉貴志氏に話を聞いた。


東洋インキ製造(株)
カラーマネジメントセンター

小泉貴志 氏
「インクジェットの品質は、あっという間に印刷を追い抜いて、いまや写真品質を謳うまでになっています。そこでわれわれはKaleidoインキを開発したわけですが、気がついてみるとインクジェットのマゼンタ領域を超える色域になっていました。われわれとしては、Kaleidoという新世代のインキではデジタル校正をスタンダードにしたいと思っていたのですが、いま述べたような事情から、校正の手法については頭を悩ましました。Kaleidoを導入していただいた印刷会社さんには、コストも手間もかかるのを覚悟で本機校正をしてもらうか、マゼンタの色が出ないのを承知でインクジェットを使ってもらうという、なんとも歯がゆい状況が2年くらい続いたわけです」

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