メモリーレコーディングユニット
CFカード記録が可能に
ソニー HVR-MRC1K
カメラ本体の後部に装着して、CFカードにHDV/DVCAM/DV記録が可能なメモリーレコーティングユニット。業務用でもテープからメモリーへの移行が起きているが、このユニットを追加すれば、Z5Jをメモリーカメラとして使用することができる。さらにテープでバックアップするという使い方ができるので、テープとメモリーの両方のメリットを享受できる。Z5Jには本体後部に装着でき(FX1000にはケーブルでIEEE1394接続するしかない)、運用はカンタン。HDVでの収録はMPEG2(.M2Tファイル)なので、AVCHDよりも編集で扱いやすい。また、HDVで撮影しながら、メモリーにはDVで記録すれば音声はリニアPCMになるので、音重視の場合は音声レコーダーとしても使える。カメラ本体と離して使用する場合は、インフォリチウムLバッテリーで駆動する。
三脚
ローコストなビデオ三脚入門機
リーベック TH-950DV
本格的なビデオ用三脚でこれほどコストパフォーマンスが高いモデルは存在しない。この安さでも最低限のビデオ三脚の役割はきっちり果たしてくれる。カウンターバランスはオフと3種類。3段階というより、カメラバランスの前寄り、後ろ寄りに対処するもので、3ポジションといったほうが正確(プレート自体は前後に動かせない)。ヘッドは同じで、脚部の剛性感をアップしたLS-22DVもあるが、開脚時の高さはこちらのほうが高く(155cm)、高さが少しでも欲しいならあえてこちらを選びたい。
●ボール径:75mm ●最大搭載質量:4kg ●トルク:固定 ●三脚段数:3段 ●質量:3.7kg
HDVに理想のスペックとお手頃な価格帯
ダイワ VT-523
昔から定評のあるダイワのヘッドに、写真の世界で定評のあるスリックの脚を組み合わせたビデオ用三脚。ヘッド部は一見華奢に見えるが、スプリング内蔵のオイルヘッドで、粘りは強めなので、FX1000クラスでも載せられる。ただし60mmのボールレベラーなので、しっかり固定できるように強めに締め付けたい。特徴は脚部で、1535mmの高さから、380mmのローアングルまで対応できる。ローアングル時は大きく開脚する構造。クイックシューは前後スライド可能なので、アクセサリーをつけたときの前後バランスも合わせやすい。屋内での使用がメインならTH-950DV、フィールドがメインなら、VT-523がいいだろう。
●ボール径:60mm ●全高:1535mm ●縮長:755mm ●地上最低高:380mm ●質量:2.85kg ●三脚段数:3段 ●トルク:固定
ワイコン
フード・サンシェード付属がうれしい純正ワイコン
ソニー VCL-HG0872K
実はワイドコンバージョンレンズで困るのがフードだ。画角が広くなれば、光が入る確率も高くなり、どうしてもそのカットが必要になる。しかしフードが付属するワイドコンバージョンレンズは少ない。ソニーのZ5J純正はフード、サンシェードが付属する本格的なもの。さらにフィルターアダプターも同梱されているので、フィルターワークも自在。もちろんフードなしでコンパクトに使うこともできる。FX1000でも使用できる。
0.8倍純正ワイコン
ソニー VCL-HG0872X
こちらは、家庭用のFX1000用のアクセサリーとして販売されているソニー純正のワイドコンバージョンレンズ。モノとしては、Z5J用のHG0872Kのレンズと同じ。レンズのフードバヨネットを利用して装着するタイプだが、FX1000とZ5Jはこの形状が同じなので、FX1000用のアクセサリーが使用できる。ワイドコンバージョンレンズは欲しいが、フードは要らない人には安く手に入っておすすめ。
テレコン
1.8倍テレコンバージョンレンズ
レイノックス HDP-9000EX
72mm径用のコンバージョンレンズは口径が大きいだけに設計が大変難しい。特にテレコンはどうしても巨大サイズになってしまう。レイノックスのこのレンズもサイズは巨大だが、性能は素晴らしい。価格は10万円ほどするが、プロユーザーを中心にすでに数多く使われている。専用フードも付属。特にFX1000との組み合わせでは、FX1000自体が20倍ズームでさらにデジタルテレコンバーター機能を装備しているので、35ミリ判換算で1600mm近くにもなる。
バッテリーチャージャー
バッテリー4個装着、2個同時充電可能なACアダプターチャージャー
ソニー AC-VQL1BP
最近のHDVカメラはインフォリチウムLバッテリーでかなりもつようになったが、ロケでは必ず複数個用意したい。そんなときに便利な、4連でチャージできる純正品。2個同時充電が可能。充電時間は、F970タイプで、実用充電時間200分、満充電時間260分。Battery Log機能により、総充電時間、総充電回数(5回単位)、最後に使用した年月がチャージャーの本体液晶パネルに表示されるのは便利。この機能は、最新のF970/F770/F570のみ対応。インフォリチウムLバッテリーユーザーなら用意しておきたい一品だ。
リモコン
純正ズームリモート
ソニー RM-1BP
ソニーHDVカメラで使用できる純正LANCリモコン。スリムでコンパクトなので、パン棒に装着しても邪魔にならない。回転ホイール式ズームレバーで滑らかなズーム操作が可能に。制御機能としては、RECスタート・ストップ、ズーム、フォーカス、レックレビュー。ズーム方向は好みに合わせて切り替えることができる。ケーブルコードは約1m。LANC制御なので、同じソニーでもXDCAM EX系では使用できない。
小型でシンプルなズームリモコン
リーベック ZC-3DV
LANCコントロールに対応したズームリモコン。ズームレバーはホイールタイプで微妙な回転角で操作が可能。機能はズームとRECのみという、他の類似製品と比較して超シンプル。しかし、そこがよい。この手のズームリモコンは、ズームとRECくらいしか使わないからだ。へたにボタン類がないのがかえっていいだろう。ケーブルは着脱式で、差し込み口は2つあり、好みに合わせて使い分けられるし、自分で別のケーブルを用意してもよい。またLANCとパナソニック(業務用)の切り替えがあるので、DVX100やHVX200などをもっていれば、そちらでも使用できる。
カメラをフルコントロール
ソニー RM-1000BP
Z5J登場に合わせて開発されたLANC制御のリモートコマンダー。従来のLANC制御機能だけでなく、HDVカメラの機能をほぼすべてコントロールができる。LANCケーブルは1mと10mが付属。パン棒に装着して、スタジオカメラ風に使うこともできるし、机上において、カメラリモート的に使うこともできる。ただし、モニターは付属していないので、別途モニターを用意する必要はある。Z7JとS270Jは本体の改造で使用可能になる。それ以前のHDVカメラでは、ズーム、REC、フォーカスなど従来のLANC制御限定になる。
カムコーダーサポート
さまざまな撮影スタイルをサポート
ソニー VCT-SP1BP
FX1000、Z5Jは放送でも使えるほどの高画質だが、その分、DV時代よりもヘビー級になっている。プロは手持ちでも安定して構えられるように一脚を利用するなど工夫している人が多かったが、メーカーから純正サポートが登場している。ビデオヘッド付きの一脚、それを支えるハーネス(サポートベスト)、LANCリモコン(RM-1BP)のセット。安定した手持ち撮影だけでなく、ハイアングル撮影に対応できるのがよい。一脚とリモコンはそれぞれ単独でも使用できるので、コストパフォーマンスは高い。ハーネスはジャケットの下に装着することができるので、ブライダルなど正装が必要なシーンでも使用できる。
液晶フード
折りたたみ可能な液晶フード
ソニー SH-L32WBP
FX1000用の液晶フードはSH-L32W。ただここでは、業務用のSH-L32WBPをセレクトしてみたい。FX1000とZ5Jは液晶モニター部は共通なので、Z5J用のアクセサリーも使用できる。価格は同じで、ほぼ同商品だが、L32WBPには、S270J用のベゼルが付属しているので、将来S270Jを購入したときには流用可能。フードは折りたたみが可能で、折り畳んだまま、液晶を収納することができるので、持ち運び時に取り外す必要がない。
カムライト
NP-Fバッテリーが使えるLEDライト
FLOLIGHT マイクロビームLEDライト
LEDライトでは、LEDライト500や1000など定評のある製品を出しているFLOLIGHT(フロライト)。カメラに搭載できるタイプも登場した。しかもインフォリチムLバッテリーが使用できるのがよい。色温度は5400Kで、100Wハロゲンライトと同等の照度。ディマーで調光も可能。フィルターは5枚付属しており、細かい色温度調整ができるプロ仕様。
単三電池駆動のリーズナブルLEDライト
LPL VL-300
最近価格がこなれてきた製品が増えてきたLEDライト。なかでも価格破壊的な商品がこれ。従来に比べて、3分の1から4分の1くらいの価格なので、爆発的にヒットしている。LEDを敷き詰めた構造になっており、カメラの上に搭載できるくらいのサイズと重さ。電源は単4電池4本で3時間の連続点灯可能。照度は1300ルクス。色温度は6300Kで、付属のアンバーフィルターを使用すると4000Kになる。透明フィルター板も付属しており、自分でフィルターを貼って、色温度を調整することもできる。光量調整ダイヤルはついていない。カメラに搭載するだけでなく、手持ちで顔に近付けてキャッチライトを入れるといったことも、熱を持たないLEDライトだからできる使い方だ。
●サイズ:120×43×100mm ●質量:250g
カメラバッグ
定番ショルダーバッグ
KATA CC-193
KATA独特のTST構造により、内部の保護性と軽さを両立させたカメラバッグ。持ってみると、見た目に対して、異常に軽いので、きっと驚くはず。この軽さが持ち運び時に効いてくる。前後、左右からの圧力にも強いので、他の機材と一緒に持ち運ぶときも安心だ。中は外観の印象からすると意外に広くて、Z5Jを入れてワイドコンバージョンレンズ、さらにそのフード部分も入れられる。
●外形寸法:幅54×高さ28×奥行き28cm ●内寸法:幅52×高さ24×奥行き21cm ●質量:1.59kg
ネイチャー派リュック
KATA HB-207
軽量ながらしっかりカメラを守ってくれる構造を持つKATAのリュックタイプのカメラバッグ。Z5J本体だけでなく、アクセサリー類も収納可能。さらに、小型の三脚であれば、サイドに固定できるのもよい。ネイチャー派には必携のバッグだ。オプションでキャリーも装着できるので、海外ロケにも便利。
おしゃれなリュック
ペトロール PMCK-1N
ビデオジャーナリストやちょっとした山行に最適なリュック型のカメラバッグ。開口部分が大きく開くので、カメラも取り出しやすい。体にかかる負担を軽減するように設計された形状。外部には三脚用のストラップもついている。リュックタイプのカメラバッグはいろいろあるが、最もスマートなデザインがこのPMCK-1だろう。
●内寸法:長さ49×幅11.4×高さ19.5cm ●質量:1.87kg
グレースケールチャート
適正なホワイトを
X-Rite グレースケールバランスカード
標準24パッチColorCheckerに使用されるホワイト、18%グレー、ブラックの3段階グレースケールチャート。ホワイトバランスをとるだけでなく、編集ソフト上で色を修正するときにも使用できる。反射式測定にも適したA4サイズ。デジカメのテストで使用される24色のカラーチェッカーチャートもある。従来はマクベスチャートと呼ばれていたが、企業合併でブランドがエックスライトに変更になっている。
コンパクトなSD用チャート
シネマックス CMX-PCH4P
ポケットに入るほどコンパクトで2つ折り仕様になったチャート。ホワイトバランス合わせだけでなく、現場での簡単なフォーカス合わせにも使える。硬質プラスチック製。グレースケールの段階が細かくなった16:9のハイビジョン用チャートもあるが、かなり高価なので、現場での使用なら、こちらのSD用チャートが重宝するだろう。
ワイヤレスマイク
「仕込みマイク」の定番
ソニー UWP-V1
低価格ながらプロでも十分使える性能で愛用者が多い、ワイヤレスマイクセットのUWPシリーズ。新製品のV1になって、本体は高級感が増し、さらにライン入力にも対応したことで、使いやすくなった。800MzのB帯規格のワイヤレスシステムで、トランスミッター側には無指向ラベリアマイクロホンが付属。なくしやすいウインドスクリーンが3つついている。レシーバーはシューマウントアダプターがついているので、カメラに搭載可能。もはや誰でもワンセットもっている必需品。
ステレオマイク
L・Rステレオマイクのベストセラー
オーディオテクニカ AT822
家庭用のワンポイントステレオマイクのロングセラー。性能のよさ、コストパフォーマンスの高さからプロでも使っている人は多い。ホール撮影でのアンビエント収録には最適。カメラシューにも取り付け可能なので、スタンド使用だけでなく、カメラ搭載マイクとしても使える。AT822は電源は電池式であり、プラグインパワーのカメラで使うと故障の原因になるとメーカーはアナウンスしているが、ソニーのFX1000では使用が可能。使用する場合は必ず電池を入れて、ONにすること。
コストパフォーマンスに優れたステレオマイク
オーディオテクニカ AT9940
AT822に外観は似ているが、やや小ぶりなワンポイントステレオマイク。こちらはプラグインパワー方式のカメラにも対応しているので、FX1000で安心して使える(非プラグインパワー方式カメラと組み合わせた場合は、LR44電池による使用も可能)。カメラシューアダプター付きのマイクホルダーが付属している。コード長さは30cmほどなので、カメラ搭載時もジャマにならない。
ガンマイク
小型サイズで高性能なガンマイク
ゼンハイザー MKE400
マイク、ヘッドホンメーカーとして有名なゼンハイザーが、小型ビデオカメラ向けに開発した超小型ガンマイク。一見おもちゃのように見えるが、音はガンマイクらしく、中域重視のしっかりしたもの。専用の別売ウィンドジャマーがあるというのも、本格的だ。単4電池1本で駆動。カメラのコールドシューに装着するマイクアダプターと一体になっており、マイクとの間にはゴムのショックアブソーバーがあり、カメラ本体の振動を和らげる。カールコードなのもよい。FX1000では、液晶モニターの開閉はやりにくくなるので、液晶を使用する場合は、開いてから装着したほうがいいだろう。
コストパフォーマンスに優れたガンマイク
アツデン SGM-20
アツデンはもちろん日本メーカーだが、かつては輸出がメインだった。数年前から日本でも積極的に販売されているが、北米では以前から、安くて性能が良いマイクとして、大人気のブランドである。SGM-20は、小型のガンマイクの新製品として人気が高い。ゴムのショックアブソーバー付きのマイクホルダーが付属。マイクは細身でウィンドスクリーンが着脱不可で固定されており、スマートなデザイン。音は指向性が強めで、特に中域を重視した人の声向き。音のレベルは高め。こちらもマイクをつけたままでは、液晶モニターの開閉に支障があるので、そこだけは気をつけたい。
アツデンにはステレオマイクのSMX-10もある。
変換プラグ
業務用(XLR)マイクも使えるようになります
Blend-Tune XLR-S
カメラはFX1000でも、業務用のマイクを使いたいということはあるはず。このアクセサリーはガンマイクなどのXLRバランス出力を、3.5φのステレオミニプラグに変換するもの。ノイズ混入による音質劣化を抑制する対策を施してあり、簡単装着にもかかわらず、快適に使用することができる。ただし、48Vの電源供給機能はないため、電池を内蔵するマイクでしか使えないので、要注意。
ポータブルミキサー
電池駆動も可能なポータブルマルチミキサー
オーディオテクニカ AT-PMX5P
マイクやライン入力からの4系統とステレオライン入力1系統の計5系統のミキシングが可能。ステレオミニジャックはプラグインパワー対応マイク専用となる。出力はステレオライン(マイク出力はないので、撮影時にFX1000に入力することはできない)。したがって、下で紹介するエディロールのR-09HRなどで記録するのが良いだろう。
モニターヘッドホン
モニターヘッドホンのド定番
ソニー MDR-CD900ST
日本のレコーディングの現場で数多く使われているモニターヘッドホン。細かい音まで表現する力は随一。編集時のモニタリングに最適。もちろん、収録時のモニターとして使うことができる。ただし、標準ジャック仕様なので、FX1000で使うには、ミニジャックへの変換アダプターが必要になる。
抜群の遮音性がフィールドでの強い味方になります
ゼンハイザー HD25-1II
軽量、小型ながら密閉度が高く遮音性が高いので、屋外でのモニタリングに最適。映像業界のプロでも愛用者が多いこのHD25シリーズ。このモデルは、Wクッションアームを採用し、装着性に優れる。やや高価だが、小型軽量と遮音性を兼ね備えたヘッドホンはそれほどなく、貴重な存在だ。
ハンディレコーダー
使い勝手が非常に良いフィールドレコーダー
エディロール R-09HR
マイク内蔵のメモリーレコーダーの世界に先鞭をつけたのがエディロール。このR-09HRは3代めにあたり、使い勝手、性能ともに磨きがかかっている。多用途で使える製品でもちろん、映像収録用の音のレコーダーとしても充分使える。現在は編集はPC上だから、音が別録りでもまったく問題ないだろう。むしろ、ステージ撮影では、このレコーダーだけをステージ前にセッティングするなど、カメラと離して、音源に近いところに設置するだけで、クオリティの高い音声が得られる。
HDVテープ
信頼のマスターテープ
ソニー PHDVM-63DM
HDV用テープの最高峰。HDVの場合、ドロップアウトすると0.5秒間フリーズするという問題があり、業務での使用では、出来る限り安心できるメディアを使いたい。Digital Masterは、HDV/DV/DVCAMテープとしてはこれ以上のものはない。より手間がかかる2層蒸着工程を経ているのは、現在ではこのテープのみ。最近になって、業務用HDV用の普及タイプ、プロフェッショナルHDVテープも登場したが、こちらは1層蒸着。マスターに迫る性能を獲得しているが、最大の安心を求めるなら、依然としてマスターテープだろう。
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